政府は15日開かれた閣議で、公共放送局(旧TITV)の5人の暫定役員メンバーの任命を承認した。 5人の暫定役員は、TITV前身のiTV時代に報道局編集主幹を務め同局の看板コメンテーターだった現ネーション・グループ編集主幹のテープチャイ・ヨーン氏やチュラーロンコン大学経済学部教授のヌワンノーイ・タリーラット女史、同建築学科特別講師のクワンサーン・アティポーティ氏等5人で、9人の常任役員メンバーが任命されるまでの期間公共放送局の運営に携わる。 尚、法律では9人の常任役員メンバーは暫定役員メンバーの任命後180日以内に任命される事になっている。 * 皮肉な事に15日昼に放映されたch3のニュースの中で、タクシンに買収された後に頻発した報道介入・偏向報道の強要に抗議し解雇された当時のiTV労組幹部の1人だったキャスターのウィサーン氏が、嘗ての同僚でもあるTITVの主要メンバーをスタジオに招いてインタビューを行っていました。また、TITVの看板キャスターだったサーイサワン・カヤンインさんもいつの間にかch3でキャスターをやっていたんですね(ギッティーさんとかがch9でキャスターをやっているのは知っていたのですが)。 今回の閉局を受けこれまで昼休みにTITVのニュースを流していた会社が入っているビルのキャンティーンは、今後ch3のニュースを流す方針に変えたようです。
タイの地元新聞を読む