民主党最高顧問のチュワン元首相は6日、パラン・プラチャーチョン党のサマック党首に対して政権の奪取を妨害している"汚い手"の詳細に関して明確にするべきあると指摘した。
この発言は、先にサマック党首が思惑を持った"汚い手"がパラン・プラチャーチョン党による政権の組織を妨害していると発言した事を受けたもので、チュワン元首相は、選挙期間中に票を買収する等の不正行為を働いた"汚い手"が存在していた事は認める事が出来ると皮肉った上で、何者も同党による政権の組織を妨害する事が出来ないとし、サマック党首に対して具体的に"汚い手"が何者でどの様な手段を講じて政権の組織を妨害をしているのか明確にするべきであると指摘した。
また、パラン・プラチャーチョン党側がタイ・ラック・タイ党に対して解党判断が下された背景に民主党側の働きかけがあったと指摘している事に関しては、事実に基づかないだけでなく判決に関わった憲法裁判所の判事の名誉をも傷つける中傷であると指摘した上で、事実を歪めることなく小政党の買収等といった違反行為に基づき解党命令が下された事を厳粛に受け止めるべきであると指摘した。
参考
タイの地元新聞を読む