マッチマーティパッタイ党のプラチャイ党首は24日、タクシン前首相がマッチマーティパッタイ党のパラン・プラチャーチョン党を中心にした連立政権への参画を促すためにマッチマー会派の前身である旧タイ・ラック・タイ党ナム・ヨム派閥の元幹部だったスリヤ・ヂュンルンルアンギット氏に工作を指示したと報じられている事に関して、その様な話は聞いておらず、また具体的な動きも確認できていないと語り報道を否定した。
この否定発言に先だって国内のメディアが一斉にタクシン前首相がマッチマーティパッタイ党のパラン・プラチャーチョン党を中心とした連立政権への参画を促すことを目的にスリヤ・ヂュンルゥンルアンギット氏に対して、同党首とソムサック・テープスティン氏との対立解消に向けた仲介を依頼したと伝えていた。
選挙委員会の非公式集計結果によると、当選が確実視されているマッチマーティパッタイ党の候補者7人の内2人がプラチャイ派系の人物で、残りの5人がパラン・プラチャーチョン党との合流に前向きであると見られているソムサック派。尚、プラチャイ党首自身は落選が確実視されている。
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