選挙委員会のアピチャート委員長は23日午前、22日1:00から23日6:00迄に172件の選挙違反に関する情報が寄せられ、内最も多い147件が票買収関係の情報で、以下当局関係者の中立義務違反関連、物品の供与関連と続いていた事を明らかにした。
特に票買収関係に関する情報は多くの地域からもたらされており、例えばコーンケーン県内では1人あたり500バーツ、サゲーオ県、プラーヂンブリー県、シーサゲート県、チェンマイ県等では1人あたり100バーツで票の買収が行われているとの情報が寄せられているという。
また、バンコク内では、特定の政党の選挙運動用のステッカーを貼ったタクシーが路上を走行しているとの通報が寄せられているという。
一方、ラーチャブリー県バーンポーン郡内の投票所では23日朝、投票用紙を破ったとして37歳の男性の身柄が拘束された。男性は警察に対して現行憲法に納得がいかないため投票用紙を破ったと主張しているという。
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