自らが申し立てて離婚したタイ人の元妻の名義になっている1億3,000万バーツの資産を取り戻すために文書を偽造したとして逮捕されたオランダ人の男の容疑者(44)は17日、元妻による偽りの被害届により逮捕されたとして元妻を相手取った訴訟を提訴した。
裁判所側は、裁判を進行して行く上で必要な充分な証拠が同容疑者側から提出されたとして、訴えの受理を決定すると共に来年1月20日に第一回公判を開く方針を明らかにした。
同容疑者側によると、離婚の原因は元妻の男性関係に由来しており、その落ち度がある元妻側が一銭たりとも出資していないにも拘わらず名義上は元妻の名義になっている家屋等の資産を回収する為に弁護士を雇い手続きを進めている最中に、資産を独り占めしたい元妻側から提出された偽りの被害届により逮捕されてしまったのだという。
尚、先に元妻側は、同容疑者がニューハーフの男性と一緒になる為に、二人の子供がいるにも拘わらず一方的に離婚を申し立てられたと主張していた。
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