国家立法議会内で首相・内閣に対する不信任決議案審議に向けた準備を進めている政治家、官僚及び国民の道議的意識推進臨時委員会委員長のプラソン・スンシリ空軍少将(元憲法起草作業委員会委員長)は9日、スラユット首相との舌戦に終止符を打ち、10日から国家立法議会で行われる首相・内閣不信任決議案審議に論戦の場を移す意向を明らかにした。 また、ソンティ副首相が両者の仲介役を買って出ている事に関しては、既に国家安全保障評議会議長ではなく閣僚になった人物による仲介は、不信任決議案審議を進めようとしている国家立法議会に対する政府による干渉行為に為り得るとして拒絶するとし、また両者間の問題はプレーム枢密院評議会議長が仲介に乗り出すべき性質のものでは無いとした。 一方、プラソン委員長は、反タクシン派の東北地方救国ネットワークから国家警察本部に対して捜査・処分願いが提出されているスラユット首相のカーオヤイ国立公園内にある別邸の国有地不正収容疑惑を10日から始まる不信任決議案審議の場で追及する方針を再確認した。 同委員長によると、委員会内で行われた調査結果により、スラユット首相の不正を充分に追及する事ができる自信があるという。 参考
プラソン空軍少将、首相が断ったとされる「依頼」内容の詳細を明らかにするべき
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