南部国境三県域内に拠点を置く情報当局筋は7日、ラマダン期間の最終日である11日と12日を挟む7日から14日にかけて大規模な破壊活動がソンクラー県の一部地区を含む域内で計画されている恐れがあると警告した。 特に11日は新月の日で、仏教系住民にとって重要な日とされている。 この警告を受け当局側は域内の主要地点の警戒態勢を強化すると共に、大規模な破壊活動に向けた爆発物が移動・保管されているおそれがあるとして、これまでに22発の爆発物が発見回収されているソンクラー県の特にハート・ヤイ地区を中心にアパートや貸家等に於ける摘発作業を強化した。 一方、パッターニー県ヤッラン郡内で7日9:30過ぎ、乗用車で現れた4人組が村長宅に向け銃を乱射し、住宅内にいた14歳の村長の甥に銃弾が命中し死亡した。 また、ヤッラー県県都内バンナンサーレン地区内では7日未明、バイクで路上を走行中だった40歳の副村長が何者かに銃撃され重傷を負った。
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