私立バンコク大学が行うクルンテープ・ポールがバンコク50区内在住の有権者1,354人を対象に、バンコク特別自体知事のアピラック・ゴーサヨーティン氏の知事就任後3年間の職務実績を10点満点で評価してもらった結果、総合評価で5.19点と就任後2年後時点の5.17点に対して僅かに得点を上げる結果になっていた事が明らかになった。 また、個別評価で最も得点が高かったのがバンコクの美化・環境問題への取り組みに対する5.55点で、以下、教育・生活の質の向上に対する取り組み(5.43点)、文化・都市開発への取り組み(5.38点)と続き、一方で、生命・財産の安全保障に対する取り組みに対しては、4.84%と最低の得点となった。 更に、バンコク特別自治体知事としての職務遂行能力に関しては、総合評価で5.71点だった就任後2年目の得点に対して5.74点と僅かにあげ、個別評価では、勤勉さ・実行力に対する評価が一番高く6.03点をつけ、以下、誠実・透明さ(5.75点)、建設的な考えに基づいた行動(5.71点)、迅速機敏な問題解決能力(5.62点)と続き、一方で具体的な成果をあげる職務遂行能力に対しては5.61点と最低の得点となった。 一方、個別の施政に対する満足度評価では、最も多い33.6%の回答者が美化・環境問題に対する取り組みをあげ、以下、大量輸送機関の整備への取り組み(25.1%)、教育・保健及び生活の質の向上への取り組み(7.4%)、職能・コミュニティーレベルの経済開発及び文化振興への取り組み(2.2%)と続き、一方で、最も多い32.4%の回答者がバンコク内に於ける交通問題の取り組みに不満足であると回答し、以下、美化・環境問題への取り組み(11.9%)、生命・財産の安全保障に対する取り組み(5.3%)に対して不満足であると回答していた。 更に、最も早急に解決して欲しい問題に関しては、最も多い57.9%が交通問題をあげ、以下、ゴミ及び環境問題(12.4%)、生命・財産の安全保障及び生活の質の向上(9.9%)、洪水問題(6.6%)、路上等における行商等の商い行為(1.7%)、バンコク特別自治体行政当局内の汚職問題(1.6%)と続く結果になった。 この調査は、8月31日から9月4日にかけて行われたもの。
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