首都圏警察本部副本部長のチャチャワーン・スクソムヂット警察少将は12日、市民集会時における演説の一部に国内安全保障を脅かす言動があった可能性があるとして、ヂャムローン・シームゥアン少将やソンティ・リムトーングン氏等民主主義市民連合幹部5人に対して17日に事情聴取を行うために出頭命令を発行したことを明らかにしました。 また、首都圏警察本部チャナソンクラーム署は、ソンティ氏系のテレビ局ASTVが、関係当局からの許諾をとらずテレビ放送サービスを公共に提供していた容疑で、20日にASTVを運営するタイ・デー・ドット・コム社社長でソンティ氏の息子のヂッタナート・リムトーングン氏等に対して事情聴取を行う方針を明らかにしていました。 一方、12日中国から帰国したソンティ氏は、不敬罪疑惑及びチァン・ラーイに於ける国有地不正収容疑惑の何れに関しても関与を否定した上で、警察から発行されている17日の出頭命令に関しては、出頭を拒否する権利があることを警察側も承知しているはずであると語り、無視を決め込む可能性を示唆する発言をしていました。 尚、警察側は、仮に17日にソンティ氏が出頭してこなかった場合は、逮捕状の発行もあり得るとの考えを示していました。
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