スラユット首相は6日、東北地方で新憲法案の廃案を画策する者による買収が行われているのは事実である事を確認した。 発言の中でスラユット首相は、買収への旧政権勢力の関与に関しては明確になっていないものの、住民に国民投票のボイコットを呼びかける為の買収が行われているのは事実であるとし、同様な理由で次期総選挙でも透明な選挙の実施は難しい事になるとの考えを示した。 一方、国家安全保障評議会のソンティ議長の退官後の政界入りが噂されている事に関しては、仮に事実であれば軍人としての本分にもとる行為であるとの認識を示し、暗に同議長の動きを牽制した。 * 最後の部分にタイ型原理主義を基本とした国家再生の為に末節を汚す決心をしたスラユット首相と、実はクーデターを首謀した背景に幾分不純な動機があったかもしれないソンティ議長との人としての質の違いが良く現れていると思います。
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