・29日午後、軍・警察の混成チームはヤッラー県県都内旧市場周辺22ヶ所で集中摘発を行い、3人を麻薬所持で逮捕。 ・30日0:00過ぎ(報道により29日23:00過ぎ)、ナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内で、警備任務に就くために学校に向かう途上だった34歳(報道により35)のイスラム系住民男性が何者かに銃撃され死亡。男性は、就業機会創成政策により村自警組織メンバーとして学校周辺のパトロール任務に就いていた。 ・30日早朝、軍・警察の混成チームは再度ヤッラー県県都内旧市場周辺30ヶ所で集中摘発を行う。カーオパンサー期間中を狙った不穏な動きを未然に防止する狙い。 ・30日早朝、軍・警察の混戦チームはナラーティワート県ランゲ郡内で集中摘発を行い、RKKの構成メンバーと見られる男2人、女1人の身柄を拘束し、拳銃や銃弾等を押収。今回行われた集中摘発は、前日インゴー郡内で行われた集中摘発から逃れた3人の幹部が潜伏し、報復の為の攻撃の準備を進めているとの情報に基づき行われたもので、3人の幹部は集中摘発を逃れ再度逃走したと見られる。 ・30日朝放送されたch9のニュース番組の中で行われた電話インタビューの中でアコン陸軍報道官は、ナラーティワート県インゴー郡内で前日未明から行われた一斉摘発により最終的に46人の身柄を拘束し、内5人がRKK実行部隊の地域幹部で、更に内の1人はインゴー郡やルゥーソ郡、県都内及び周辺地区で発生した数多くの事件に関与してきた大物幹部で、8月中に計画されていた破壊活動の実行に向けた準備を進めていた事を明らかに。 ・30日9:00前、ナラーティワート県県都内で、バイクで路上を走行中だった45歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷。男性は元タムボン行政機構評議会議長候補。 ・30日午前、ヤッラー県警察は、昨年12月29日に発生した学校長・教師を殺害した上で遺体に火を放った事件で逮捕状が発行されていた25歳のイスラム教徒の男を逮捕した事を明らかに。男は、事件後同県ガーバン郡内に逃走しゴム農園内の作業を請け負いながら潜伏生活を送っていた。尚、男は容疑を否定。 ・30日夕方、ヤッラー県県都内ユポー地区内の住宅前で、30歳の仏教系住民男性がバイク2台に分乗した4人組に銃撃され死亡。4人組は死亡した男性にガソリンをかけ火を放った上で逃走。男性は村自警組織に所属していた。
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