南部国境三県域内に拠点を置く情報当局は26日午前、27日を中心にヤッラー県の県都、ナラーティワート県の県都やスンガイ・ゴーロック郡、パッターニー県の県都及びソンクラー県のハート・ヤイ郡を主要なターゲットとした、主に爆発物を使用した破壊活動を計画している恐れがあるとして、関係当局に対して警戒の強化を警告した。 27日はタイ政府がパッターニー州を創設すると共に当時7人いたスルタンを廃位する事により旧パッターニー王国の領地を事実上の支配下に置いた日とされ、この日に会わせた破壊活動の実行に向け分離主義組織側が爆発物の手配を済ませると共に、人員を各実行拠点に移動させている事が確認されているという。 また、情報当局によると、逮捕状が発行されている分離主義組織の幹部クラスの人物がパッターニー県内の影響力を持つ地域の組織員等を動員し、地域に展開している当局関係者の地域内からの駆逐を目指した攻撃を計画している恐れもあるという。 参考
分離主義組織が8月23日から31日にかけて南部で破壊活動を計画と警告
情報当局、南部国境三県域で新たな破壊活動が計画されていると警告【南部情勢の最新記事】
タイの地元新聞を読む