タイ・ホテル協会、タイ・レストラン協会及びタイ観光業協会の代表者が28日午後共同で記者会見を開き、RSプロモーション社(RS)の音楽の関連施設内での使用をボイコットする方針を明らかにした。 これは、著作権使用料の支払い義務を負う必要が無い宴会場での演奏行為に対してRS側が著作権使用料の支払いを要求してきた事を受けた措置で、協会側によると宴会場においては場所及び音響設備を貸し出す立場でしかなく、宴会場内での音楽演奏に関しては借り手の責任で行われていると主張してきたにも拘わらず、RS側は貸し出された音響設備を通して音楽が流されている限りは著作権使用料を支払う義務があると主張し物別れになっていたという。 仮に宴会場に於ける演奏行為に対して著作権使用料を支払った場合、小規模な宴会場で年間2万バーツ、大規模な場合だと年間数十万バーツの負担増になるという。 更に協会側が商務省に仲介を要請しているにも関わらず、RS側は文書でしつこく宴会場内に於ける音楽演奏行為に対する著作権使用料の支払いを迫り、更に1994年に著作権法が発効して以来、ロビーやレストラン、カラオケ・ルームに於ける音楽演奏行為に対する著作権使用料を支払ってきたにも拘わらず、RS側はホテルやレストランが著作権使用料を一切支払っていないというデマ情報まで流布させようとしたという。 協会側によると、RS側による不当な要求や不誠実な行為に対して抗議する為に、今後この問題が解決するまでRSが著作権を管理している音楽の関連施設内に於ける使用を一切ボイコットすると共に、数十万人にのぼる傘下の従業員に対してRSの音楽の視聴や購入を中止するよう要請する方針だという。
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