反独裁民主主義同盟幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は6日バンコクのサナームルワンで開催された集会の壇上で、同同盟が民主主義奪還の目標日に定めている24日までに国家安全保障評議会の本部が置かれている陸軍本部に向け大規模なデモ行進を行う方針を明らかにした。 これは、先に評議会のソンティ議長が、大衆の多くが評議会を支持していると発言した事を受けたもので、ヂャトゥポン氏によるとデモ行進は24日の「評議会の崩壊日」にむけて反評議会勢力の力を誇示する意味合いがあるという。 一方、ヂャトゥポン氏は、先にチャート・タイ党のバンハーン党首が旧タイ・ラック・タイ党所属の元下院議員が金銭で大衆を動員していると指摘した事に関しては、それを否定した上で、国家安全保障評議会の広報担当に成り下がった者の取るに足らない発言でしかないと切り捨てた。 反独裁民主主義同盟は、PTVが中心となって組織作りが進められている反クーデターを標榜する団体の集合体で、6日現在旧タイ・ラック・タイ党出身者系やタクシン支持派系の団体のみが合流の意向を示している。 * 本ページでは、グルム・ネーオ・ルワム・プラチャーティパタイ・カップライ・パデーヂャガーンを意訳した反独裁民主主義同盟という名称を使用させていただきたいと思います。
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