18日午前、チァン・マイ県県都内で、クーデターの背後関係を暴くと題された冊子を配布したとして、タクシン前首相・タイ・ラック・タイ党支持を明確にしている反クーデター派の団体ピーラープ・カーオの幹部であるリッティグライ・チャイヤワンナサーン氏ら3人(報道により4人)の幹部が軍・警察側に拘束され基地に連行されました。 ピラープ・カーオ側は、19日に地域リーダーとのセミナーに出席する為にスラユット首相が同地を訪問するのに合わせターペー門前での集会の開催を計画していたもので、集会の準備を強硬に進めようとしていた団体側の代表と、無許可開催であるとする行政当局や軍側とを交えた協議が行われている最中に、団体関係者約20人が「軍が国民の言論の自由を奪っている」と大声で騒ぎ始めると共に、クーデターの背後関係を暴くとする「ハイ・タクシン」と題された冊子の配布活動を始めたために、今回の身柄拘束となったようです。 また、一部報道によると、当初ピラープ・カーオ側は集会開催の許可を取っていたものの、その後県都の行政当局側が同日にターペー門前でコンサートが行われるとして許可を取り消した事が騒動の発端だったようです。
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