刑事裁判所は29日、プミタム・ウェーチャヤチャイ氏(元運輸副大臣)に対する名誉毀損でソンティ・リムトーングン氏に対して2年間の実刑判決を下しました。 この裁判は、2005年11月25日に公開録画された番組の中でソンティ・リムトーングン氏が、王制打倒を意図していた元共産党員であるプミタム氏には国王を敬愛する気持ちがかけており、またスェーデン国内に開設された王室を誹謗するサイトを支援していると発言した事が名誉毀損に当たるとしてプミタム氏側が訴えていたもので、裁判所側は名誉毀損に該当すると認定した上で、ソンティ・リムトーングン氏に対して執行猶予無しの2年の禁固刑を下すと共に、ソンティ氏及び番組を製作放映し、また番組を収録したVCDを配布したソンティ氏系のタイ・デー・メディア社に対して共同で20万バーツの慰謝料の支払いを命じる判決を下しました。 尚、10万バーツの保釈金(ソンティ氏側は額面20万バーツの有価証券等を提出)で仮釈放されたソンティ氏側は控訴する方針を明らかにしているようです。 参考
http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=6355 (ビデオ)【市民集会の最新記事】
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