スワンナプーム新国際空港滑走路亀裂問題調査委員会のトートラグーン委員長(AOT社役員)は31日、同空港の滑走路や誘導路上で発見された亀裂が全面に向かって広がりつつあり、危機的状況の一歩手前の状況にある事を明らかにした上で、補修で対応するべきか、それとも一端壊した上で再度工事をし直すべきか検討する必要があるとの認識を示しました。 尚、ティーラ運輸大臣は同日、経済や国家の名声に影響を与かねない全面閉鎖による補修作業を行うべき状況にはないとの認識を示した上で、関係者に対して慎重な発言を心掛けるよう呼びかけ、トートラグーン委員長の発言に釘を刺していました。 一方、トートラグーン委員長は、滑走路及び誘導路内の任意の地点で掘削採取された砂利を検査した結果、仕様通りに工事が行われていた事が確認された事を明らかにしていましたが、その仕様が航空機等の重量に耐えられるように計算されていたかに関しては、調査結果を2月2日に運輸省に報告するとのみ語るに留め詳細への言及は避けていました。 * この様な状況の中でAOT社は31日、2月1日から空港使用料が国内線が50バーツから100バーツに、国際線が500バーツから700バーツに値上げされる事を再確認していました。
【政治経済の最新記事】
プゥア・タイ党、県評議会議長選をモデルケ...刑裁、首相が同盟幹部を相手取り提訴した名...連合幹部暗殺未遂、今週中に新たに3人の逮...ビッグサプライズ、全世界をカバーするテレ...お歌のプレゼントだけで元首相のビッグサプ...タイの地元新聞を読む