タイ・ラック・タイ党法務担当のガモン・バンダイペート氏は7日、スラユット首相の別邸がカーオ・ヤイ国立公園の用地を不法に占拠使用しているとして、国家毀損行為特別調査委員会に対して法的責任を追及するよう要請しました。 発言の中でガモン氏は、スラユット首相の別邸が法律で家屋の建設が禁止されている森林保護地区内に建設されているだけでなく、2002年に別邸の所有権が5万バーツで同首相名義から夫人名義に書き換えられているなど、別邸の土地を他人から借り受けているとする同首相の説明との矛盾点も指摘できるとして、国家毀損行為特別調査委員会に対して調査を進め厳格に法的な責任を追及するべきであると指摘していました。 これとは全然関係ないですが。他人に厳しく自分に優しいタイ・ラック・タイ党の法務担当部門は、民主主義市民連合に対して国家反逆罪で訴えるぞと大騒ぎする一方で、靴や水を投げつける等のタイ・ラック・タイ党の独自基準では極めて民主主義的な表現手段を講じて活動を展開していたタクシン支持派団体に対しては一切対応をとらないという、不思議な二重基準を持っていました。それにしてもタイの政治家はチャワリット元首相を始め己を質さず他人を批判したり、あら探しをしたりする事が好きな「評論家」タイプの人が多いですね。
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