タイ・ラック・タイ党のヂャトゥポン副報道官は25日、検事総局が民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏に対する不敬罪での起訴を取り下げる決定をした背景に、国家安全保障評議会とソンティ氏との間の密約があったとの認識を示しました。 尚、検事総局側は国家的な和解を推進させる事を起訴取り下げの理由として掲げていました。 ヂャトゥポン氏は発言の中で、政変後に放送された番組の中でソンティ氏は批判の矛先を国家安全保障評議会(当時は民主改革評議会)に向けていたにもかかわらず、起訴取り下げ後は再度タクシン体制批判に集中していると指摘した上で、この豹変ぶりの背景に起訴を取り下げる事によってソンティ氏の機嫌をとり国家安全保障評議会に対する批判的言動を抑えたいとの思惑があったのではないかと指摘していました。
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