19日6時過ぎ頃、ヤッラー県県都内で67歳(報道により69歳)の仏教系住民が自宅前で体操中に、バイクで現れた二人組に射殺された上で刃物で顔面に傷を付けられ、更に首を切断されるという事件が発生しました。 県都内では18日に、高齢の仏教系住民が殺害された上で遺体に火を放たれる事件が発生していることから、当局側は地元の仏教系住民に恐怖感を植え付ける為に犯行に及んだとの見方を示しているようです。 一方、パッターニー県内では、マイゲーン郡内で19日2時過ぎ頃、バイクで路上を走行中だった41歳のイスラム系住民男性が、路上脇に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され負傷を負うという事件が発生しています。 事件発生現場は、これまでに3回同様な襲撃事件が発生していたようです。 更に、同県ヤッラン郡内では19日5:30頃、市場で商う商店主等を市場に送り届ける為に小型トラック内で商店主等の到着を待っていた51歳の仏教系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しています。 また、15時過ぎには同県ノーンヂック郡内で、バイクの二人乗りで路上を走行中だった39歳と34歳の夫婦が、バイクに乗った二人組に銃撃され夫婦共々重傷を負うという事件が発生しています。
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