7日10時頃、ナラーティワート県ヂョアイローン郡内にある鉄道駅前付近に駐車してあったバイクに仕掛けられていた爆発物が爆発し、鉄道駅の警戒作業にあたっていた軍関係者1人が軽傷を負うという事件が発生しました。 尚、この事件に絡んでネーションの
英字速報が、一味側が客を乗せた鉄道車両の到着に会わせバイク爆弾を起爆しようとしたが不発に終わったと報じ、更にテレビ報道に基づいたとする一部の日本語報道も同様な報道をしていますが、何れも誤報だったようです。(ただ、私が確認した限りではネーションの速報に先立つ7日12時過ぎ時点で、既に一部のタイ語の活字メディアが爆破により1人が負傷を負ったと報じていることから、12時27分に掲載されたネーションの速報と同様な内容の報道をテレビ報道が本当に伝えていたのかちょっと気になります。) 一方、この事件に先立つ同日8時前頃、同県ランゲ郡内で、バイクで路上を走行中だった36歳の学校用務員の男性(イスラム教徒)が、車に乗った人数不明の一味に銃撃され死亡するという事件が発生しています。 また、パッターニー県県都内では同日朝、バイクの二人乗りで路上を走行中だった36歳と33歳のイスラム系住民夫婦が、小型トラックに乗った人数不明の一味に銃撃され2人とも死亡するという事件が発生しています。 死亡した男性はガソリンスタンドで働く傍らで地域の自警組織に所属していたようです。
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