政府は10月31日開かれた定例閣議の席上で、ノンタブリー県知事のプラナーン・スワンナラット氏を国務省副次官兼南部国境域行政センター長に据える人事を決定したほか、合計で39県の異動を決定しました。 尚、異動の対象になった県知事にはチァン・マイ県県知事のスワット・タンティパット氏がロッブリー県の県知事に、チァン・ラーイ県知事のウドム・プワサック氏がウタイターニー県の県知事に異動させた他、スコータイ県県知事で元副首相のスチャイ・ヂャルゥンラタナグン氏の実兄でもあるスギット・ヂャルゥンラタナグン氏、ガムペーンペート県県知事のパイサーン・ラタナパンロップ氏、ブリラム県県知事のヤイ・ロートスワンナラット氏等が一般に干すための閑職と見られている監察役ポストに据える人事を行っていることから、タクシン政権系の県知事を一掃する為に行われた人事と指摘されている事に関しては、アーリー国務大臣は前政権色一掃云々とは無関係であるとし、また、県知事を監察役に据えるという嘗て無かった人事を行ったことに関しては、一般に誤解されているような干したり吊し上げたりする為のポストへの異動では無く、今後各監察役が各県知事との連携強化に取り組めば、効率的な地方行政のチェックが期待でき地方行政に対する信頼性に繋がることを考慮した人事であると強弁していました。
【Coup D'etatの最新記事】
下院議長選出投票で連立与党の一部票がバン...国家安全保障評議会が活動を終了下院議会、副議長2人もパラン党から下院議会、ヨンユット・ティヤパイラット氏...国の事を第一に考え連立参画を決断したとバ...タイの地元新聞を読む