スラユット首相は25日、各政党の党首を首相官邸に招致し昼食を囲みながら政治改革や新憲法起草に向けた取り組みに関して意見交換を行った。 これは、各政党党首に対して政府の取り組みについて説明し理解を求めると共に、政党側からの意見を聴取する機会を持つことにより、強固な一致団結体制を築き上げることに繋げたいとするスラユット首相の意向だけでなく、依然地方部で展開されているとされる国内の安定を脅かす水面下の動きが最悪の事態に発展する事を抑えたいとの政府及び国家安全保障評議会の意向が反映し実現したもの。 会談終了後スラユット首相は、首相側から5人以上の政治的な集会を禁止した民主改革評議会令第7号が11月初旬に開所される見通しである事が示された他、現在の国内情勢や今後の政府と政党との協力関係、新憲法に関して意見交換が行われた事を明らかにしていました。 一方、民主党のアピシット党首は、より強固な新憲法の起草議論に必要な異なる意見のぶつけ合いの障害となっている、政党内での協議や公共の場所での政治集会の禁止を含む5人以上の政治集会を禁止する民主改革評議会令を早急に解除するべきであると指摘した事に対して、首相側から既に国家立法議会に民主改革評議会令の解除を提案する準備が出来て着るとした上で、仮に解除につけ込んだ水面下の動きが激化する様な事があれば、それを厳格に取り締まる意向であるとの回答が得られた事を明らかにしていました。 出席した党首は、タイ・ラック・タイ党のヂャートゥロン暫定党首、民主党のアピシット党首、チャート・タイ党のバンハーン党首、プラチャラート党のサノ党首、タイ大地党のリキット党首等。
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