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投稿日時: 2025-06-21 13:52 2025-06-21 11:52

タグ: [ 建設業 ] [ 酪農 ]

萩原建設工業、タイの乳牛生産牧場建設事業に参画

 萩原建設⼯業(本社:北海道帯広市)は18日、大型産業機械の製造・販売を手掛ける緑産(本社:神奈川県相模原市)がタイ中部ロッブリー県で推進する大規模「乳⽜⽣産牧場」建設プロジェクトで、建設分野のコンストラクション・マネジメント(以下、CM)として参画すると発表した。

 同社によると、日本法人出資の大規模牧場を、タイ国内で一から建設するプロジェクトはタイで初めて。施設用地は約10ヘクタール。飼育頭数は搾乳牛360頭、総頭数500頭の予定。牛舎棟・事務所棟・宿舎棟など12棟を建設。施設合計の延床面積は約1万1000平方メートル。最大施設の搾乳舎は約3000平方メートルになる予定。

 第1期・2期の総投資額は約3億5000万バーツ(約15憶円)。2025年5月着工、2026年6月竣工を目指す。第1期工事は、現地施工業者を選定して基礎工事に着手した。

 同社はCM業務として、発注者の緑産と設計・施工を担う現地法人の間に立ち、計画段階から完成・引き渡しまでの各段階で品質管理・技術支援・工程管理・改善提案・コスト調整などの業務を担う。同社の海外CM業務としては、カンボジアスタジアム建設プロジェクトに続き2件目。

 同プロジェクトは、日本の畜産技術を活かした高品質の生乳の生産と、地域の酪農経営全体のレベルアップが目的。牧場には緑産の資源循環関連施設・機材に加え、国内外の最新技術を導入。暑さ対策などの現地の酪農経営課題に向き合う“チャレンジ牧場”として、実証モデルの役割も担う。

 タイでは、食の欧米化や多様化が進む中、牛乳・乳製品の需要が拡大。だが、小規模酪農家が多く安定供給が困難で、酪農業の競争力強化と乳量・乳質の向上が課題となっている。

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