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　東京建物は12日、タイの現地法人・東京建物タイランドを通じ、タイ・バンコクのエカマイエリアとカセサートエリアでで分譲マンション（コンドミニアム）開発事業に参画したと発表した。いずれも2027年竣工予定。

　同社によると、事業はタイの大手不動産デベロッパーSCアセット・コーポレーション(本社：タイ王国バンコク都)と共同で進める。

　分譲マンションは、住宅地として日本や欧米各国の駐在員が集まり、商業集積地区にも近いワッタナー区の「エカマイ」エリアと、タイ国立大学カセサート大学近くで生活利便施設が充実しているチャトチャック区の「カセサート」エリアの2カ所で開発する。

　エカマイエリアで開発する「リファレンス・エカマイ（Reference Ekkamai）プロジェクト」は、敷地面積約3876平方メートル。BTSスクンビットライン「エカマイ」駅から徒歩13分の立地で、鉄筋コンクリート造の地上44階、地下1階建て。住宅戸数は396戸。

　カセサートエリアで開発する「リファレンス・カセサート（Reference Kasetsart）プロジェクト」は、敷地面積約4099平方メートル。BTSスクンビットライン「カセサート」駅徒歩18分、SRTレッドライン「バンクエン」駅徒歩15分の立地で、鉄筋コンクリート造の地上21階建て。住宅戸数は381戸。