タイ産スペシャリティコーヒーショップ「ザ・コーヒーハウス・バイ・ドーイトゥン(The Coffee House by DoiTung)」が22日、バンコクの商業施設ワン・バンコクでオープンした。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、店舗はショッピングゾーンのザ・パレード3階。営業時間は午前10時~午後9時。
店舗では、スペシャルティグレードに分類しているGAYOや、カトゥーラ、ブルボンなど、丁寧に栽培・厳選された品種を使用。エスプレッソハニートニックやティラミスラテなどの特製ドリンクや、ハウスブレンドや季節のブレンドなどスタンダードメニューもある。コーヒー以外のドリンクや、料理、デザートも取り揃えている。
タイ国政府観光庁によると、タイでは1969年、北部山岳地帯で深刻な健康被害を生んでいたケシ栽培を撲滅するため、ラーマ9世(プミポン前国王)が王室プロジェクトとしてコーヒー栽培を促進。ラーマ9世の母シーナカリン王太后も、1988年に「ドーイトゥン・プロジェクト」を立ち上げ。「メーファールアン財団」を設立し、チェンライ県ドーイトゥンでコーヒー栽培やマカダミアナッツ栽培を奨励した。