タイ映画館最大手のメジャー・シネプレックスは8月29日、今年下半期に子供専用映画館「キッズシネマ」を国内6館でオープンすると明らかにした。同社は現在、バンコク首都圏でキッズシネマを14館運営。年末までに20館まで増やし、2025年はさらに20館オープンする予定。
マティチョンの報道によると、キッズシネマの2024年末までのチケット売上目標は60万枚で、2025年には100万枚を達成できる見込み。
キッズシネマをオープンするのはメジャー・セントラル・チェンマイ、セントラル・ラヨーン、セントラル・ナコンパトム、ロビンソン・ペッブリー、ロビンソン・ラーチャプルック、ウェストビル・シネプレックス。
今年下半期にオープンした1号店は、北部初となるメジャー・セントラル・チェンマイで、キッズシネマとしては15館目。8月31日から営業を開始した。土日祝日限定で、座席は132席。家族向けのダブルソファベッドや子供の遊び場があるほか、劇場は館内の照明を30%明るく、音量を20%低減している。
同社はキッズシネマを全国に拡大し、ファミリー層の需要を取り込む狙い。映画を観るだけでなく、子供たちと保護者の交流の場にもなるという。