タイ料理食材輸入商社のアライドコーポレーション(神奈川県横浜市)は1日、タイの台所『タイで食べたレトルトシリーズ』からマッサマンカレーを新発売した。
同社によると、同商品には唐辛子、シャロット、レモングラス、にんにく、ガランガル、タマリンドなどタイのハーブとスパイスをふんだんに使用。タイ現地の味を目指して開発したという。
同社は3月、同シリーズからグリーンカレーとレッドカレー、イエローカレー、ガパオ炒めを発売したが、「マッサマンカレーも食べたい」との消費者の声を受け、同商品のラインナップへの追加を決定した。
同社によると、マッサマンカレーのタイでの正式名称は「ゲーン・マッサマン」で、「イスラム教徒のカレー」という意味合い。タイ南部に多いイスラム教徒の料理とタイ料理が融合して生まれたと言われ、豚肉を使わず鶏肉や牛肉、羊肉などで作るタイカレー。レッドカレーやグリーンカレーなど、他のタイカレーに比べて辛さは控えめ。ココナッツミルクやじゃがいもなどによるコクや甘み、タマリンドペーストによる酸味が特長だという。