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　東洋エンジニアリング（TOYO）は24日、タイのSCGケミカルズと、使用済み混合廃プラスチックの油化技術の共同開発に関する契約書を締結したと発表した。

　同社によると、SCGケミカルズの関連会社Circularが保有する使用済み混合廃プラスチックの石油化学原料化プロセスについて、両社のパートナーシップを強化。油化技術の商業化や、第三者へのライセンシング供与に向けた技術・ビジネス両面での開発を進める。

　TOYOが設計した新反応装置を実証プラントに設置する予定で、2025年初頭に運転を開始する。

　両社は2022年１月、CirPlasの油化技術の商業化に向け、共同検討に関する基本合意書を締結。実証プラントの生産能力の増強や、商業化へのスケールアップについて検討を進めていた。