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　温室効果ガス削減へ向け、排出量算定ソリューション「Zeroboard」を提供するゼロボード（東京都港区）は19日、タイ発電公社（EGAT）の子会社であるINNOPOWER（バンコク）と、脱炭素化に関するパートナーシップ覚書の締結式を行ったと発表した。

　協業を通じ、INNOPOWER の顧客企業に対し、温室効果ガス排出量の算定と可視化、削減を支援する。両社は、脱炭素に関する現地の情報や技術、ノウハウを共有。再生可能エネルギー証書（I-REC）の取引やソーラープロジェクト、電気自動車（EV）フリートなど、脱炭素経営のサービスを拡大していく予定だという。

　INNOPOWER は2021年設立。タイ大手エネルギー企業であるEGAT、RATCH グループ、EGCO グループの合弁会社で、ベンチャーキャピタルを通じたエネルギー技術への投資や、脱炭素へ向けたソリューションの開発などを行っている。