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　住友林業は、タイで梱包材製造・販売事業および木質製品流通事業を行うパン・アジア・パッキング（ＰＡＰ）へ出資すると発表した。それとともに住友林業グループのＳＦホールディングス・シンガポールなどがＰＡＰの持株会社となるＳＦホールディングス・タイランドを設立したとのこと。

　タイでは、近年の経済成長における消費者の購買力向上や住宅着工数の増加を背景に、木材建材事業においても市場の拡大が見込まれており、木質梱包材やパレットなどの製造・販売および木質製品の流通・販売を行うPAPへ資本参入することで、同国内マーケットにおける収益基盤を確立させるとともに、事業領域のさらなる拡大を目指すとしている。

　この出資でPAPの株式５１％をＳＦホールディングス・タイランド、４９％をＳＦホールディングス・シンガポールが保有する。