タイの新興市場maiマネージャーであるチャニット氏は、同市場に上場する48社の今年第2四半期の業績について、売上高が前年同期比9%増の118億900万バーツ、純利益が同58%増の7億2800万バーツとなったことを明らかにした。
同氏によると同市場に上場している企業の約20%が、純利益前年同期比100%以上の成長をした企業だという。純利益が最も成長した企業はKASET社、続いてCPR、CHUO、LVT、STEEL、PYLON、PICO、GFM、TAPAC、YUASA、DEMCO。
また今年上半期の業績は、売上高が前年同期比11%増の225億300万バーツとなり、純利益が同70%増の47億9500万バーツとなった。
同氏は現在不安定な経済及び政治情勢にもかかわらず、多くの企業が純利益が大幅な押し上げとなったことに対して、上場企業の多くが中小企業であるため、急激な変化が起きても小回りがきくため迅速な対応ができたのだろうと述べた。