タクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)と治安維持部隊の衝突が、バンコク都内各所で激化しはじめたことから、在タイ日本大使館より新たに注意喚起が行われています。
以下在タイ日本大使館より転載。
反独裁民主戦線(UDD)等によるデモ集会・行進実施に関する注意喚起
(2010年5月15日15:00現在)
1.本日の新しい動きとして、サラデーン交差点(シーロム通り~ラーマ4世通り)、ボンガイ交差点(ラーマ4世通り)、ラマ4世通り高速道路入口付近及びディンデン交差点(ラチャプラロップ通り~ウィパワディランシット通り)にて、タイヤへの放火、断続的に発砲及び爆発音が発生し、死傷者が発生しています。また、ウィタユ交差点(サートン通り~ウィタユ通り)をUDDが占拠しています。これまでの一連の衝突や発砲・爆発により、16名が死亡、147名が負傷者((13:30現在)日本人は該当なし)出ています。そのため、封鎖地域はもとより、その周辺の緊張は高まっておりますので、封鎖地域付近には近づかないようにし、封鎖地域付近に滞在している在留邦人、邦人旅行者については、不測の事態に巻き込まれないため、厳に外出は控えて下さい。
2.公共交通機関の運行状況
(1)BTS(高架鉄道):本日、全線が運休。
(2)MRT(地下鉄):本日、全線が運休。
BTS及び地下鉄(MRT)の運行時間が変更される可能性がありますので、詳細についてはウエブサイト(BTS:http://www.bts.co.th/ 、地下鉄(MRT)http://www.bangkokmetro.co.th/ )を参照してください。
(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8502、696-3002(邦人援護)
FAX :(66-2)207-8511