私立アサンプション大学(ABAC) ABACポール研究所のノッパドン所長は、09年6月9〜10日に17県1237家による”経済状況に対する信頼感と消費者の支出の展望”という世論調査を行い結果を明らかにした。
過去30日間にタイ経済がよくなったと見られる回答者比率は、4月付5.6%・5月付11.8%に引続いて17.4%に増加。だが、80%の回答者はタイ経済全体がまだ不況だと見ている。
現在の収入に関し、収入が増加したと答えた回答者比率が、4月付21.9%・5月付34.4%に引き続き、6月に38.9%となった。これと同時に、現在の収入状態がよくないと答えた回答者比率が、4月付78.1%から61.1%に減少した。
現在の職業に対して安定だと感じる回答者比率が、4月付49.5%から6月に56.1%に伸びた。さらに、6ヶ月後に高額商品を支出する意思のある回答者比率が、4月付13.1%から6月に21.9%に増加した。
将来に期待して前進するか、恐れる事を選べるか?という質問に対し、69.2%の回答者は期待して前進する事を選んだという。