タイ運輸省は、タイ国鉄(SRT)ライトレッドラインの延伸計画(シリラート駅~サラヤー駅)を来月閣議に提出する。
マティチョンの報道によると、スリヤ運輸相は12日、総額151億7600万バーツの延伸事業の進捗状況を報告。財務省と国家予算局、国家経済社会開発評議会(NESDC)などの関係機関から承認を得たため、今後は内閣で検討する段階に入ると述べた。
同省鉄道運輸局は、4月の閣議提出を目指し、3月末までに準備を完了する予定。内閣で承認されれば、来年1月に工事を開始し、2029年1月に完了する計画。
ライトレッドラインの延伸区間は20.5キロメートル。タリンチャン駅(バンコク)からサラヤー駅(ナコーンパノム県)まで西に延伸するほか、シリラート病院へのアクセス向上のため、シリラート駅への新ルートも追加する。
延伸ルートの駅は計8駅(シリラート、ジャランサニットウォン、タラートナームタリンチャン、タリンチャン、バムチムピー、カンチャナピセーク、サラタマソッブ、サラヤー)。