守護神が宿る場所としてタイの各所で見られる祠「サーンプラプーム(ศาลพระภูมิ)」に、ドラえもんのぬいぐるみが大量に置かれた画像が話題となっている。カオソッド・オンラインが12日付で報じた。
話題の祠は、バンコク都シーロム付近にあるホテルの食堂にある。ぬいぐるみは、画像で判別できる範囲だけで20個以上。祠の内部や屋根の上に置かれているばかりか、隣接する木に吊されているものもある。とあるフェイスブックユーザーが、「なぜドラえもんだらけ?」と疑問を持ち、画像を投稿して拡散した。
ホテル関係者によると、願い事が叶った参拝者が、ドラえもんのぬいぐるみを持参してお供えしたことが始まり。「ドラえもんを祭った祠ではありません」と話している。
ドラえもんのぬいぐるみが奉納されている寺院は、アユタヤ遺跡にも。タイ国政府観光庁によると、子宝祈願の場所として有名な寺院ワット・ヤイチャイ・モンコンには、伝統的な供物と一緒にさまざまなサイズのドラえもんのぬいぐるみが奉納されており、観光客を驚かせているという。