タイの首都バンコクのスクムウィット通りソイ64付近で8日昼、トラックが工事用の穴にはまった事故について、警察や区役所関係者は9日、トラックを重量測定した結果、総重量は約37.5トンで、法定基準を超過していたと明らかにした。プラチャーチャート・トゥラキットが報じた。
測定は3回に分けて実施した。前輪部分5.1トン、中輪部分16.4トン、後輪部分16トンで、総重量は37.450トン。法律上で定められた25トン以下を大幅に超過していた。
事故発生時に積載していた土が落下していることや、9日未明にトラックから燃料を回収した人物がいたとの情報もあり、重量は約60トンを超えていた可能性もあるという。
バンコク都内で掘削されている工事用の穴は約700カ所。一時的に穴を塞いでいる蓋の耐荷重は約28トンだという。