JRグループは14日、JR6社が共同で外国からの旅行者向けに提供している鉄道パス「ジャパン・レール・パス」を、10月頃を目処に値上げすると発表した。商品内容の拡充に伴い、価格を改定する。タイ字紙プラチャーチャート・トゥラキット(電子版)は14日、「年末の日本旅行、財布に優しくない?」と報じた。
値上げするのは普通車両とグリーン車両。JR指定販売店、代理店、専用サイトでの価格も統一するという。
改定後の価格は、普通車両(大人用)は7日間用が5万円(現行2万9650円~3万3610円)に、14日間用は8万円(同4万7250円~5万2960円)、21日間用は10万円(同6万450円~6万6200円)になる。
グリーン車両(大人用)は、7日間用は7万円(現行3万9600円~4万4810円)、14日間用は11万円(同6万4120円~7万2310円)、21日間用は14万円(同8万3390円~9万1670円)になる。子供用は大人用価格の半額。
同社によると、価格の改定に伴い、これまで利用対象外だった東海道・山陽新幹線の「のぞみ」号と、山陽・九州新幹線の「みずほ」号が、専用切符の追加購入で利用可能になる。