タイ商務省事業開発局(DBD)は28日、2月の新規企業登録件数が前月同月比18.39%増の8537件だったと発表した。登録資本金は前年同月比1.22%減の191億3978万バーツ。
業種別では一般建築(715件)が最多。不動産(619件)、飲食店(409件)が続いた。カオソッド・オンラインの報道によると、新規企業のうち、観光関連事業は前年同期比1.1倍増え、全体の8.05%を占めた。旅行代理店は23倍、観光ガイド事業は3.2倍、外国為替事業は2倍に増加。飲食店は84%増、ホテル事業は26%増えたと分析した。
2月の倒産件数は前年同月比29.9%増の869件、資本金は前年同月比88%減の29億3900万バーツだった。業種別では一般建築(89件)、不動産(45件)、小売店(25件)の順に多かった。
2月28日の時点で稼働している事業者数は85万7964件で、登録資本金は21兆900億バーツ。株式会社は65万5457件、普通パートナーシップは20万1123件、公開有限会社は1384件だった。
今年上半期の新規企業登録件数は4万~4万2千件、通年では7万2千~7万7千件と予測している。