タクシン元首相は、タクシン派政党として知られていたプアタイ党への資金援助を打ち切ると日本メディアに語った。
これを受け、プアタイ党幹部で下院議員副議長のアピワン氏は、タクシン元首相が同党への資金援助を打ち切ると宣言したことは、同党にとって動揺は隠せないと述べた。
なぜなら同党はタイ愛国党、国民の力党の流れを汲む政党で今に至っている。全てはタクシン元首相の支持によって成立している政党であるため、タクシン元首相が援助をやめた場合我々は自ら党をまとめ上げていくしかないためだという。ただしタクシン元首相による資金援助はかなり前から援助してもらっていなかったと述べている。
これまでタクシン元首相への絶大な支持があったからこそ成立していた政党が、影の党首であったタクシン元首相が援助を打ち切るとした場合、党内団結が図れるか注目が集まる。