世界銀行は、タイの今年のGDP成長率見通しをプラス2.5%となる見通しを発表した。この見通しは政府の財政出動、好調な観光業が継続することが前提としている。2016年の同見通しについてプラス2.0%、2017年をプラス2.4%とした。
また今年の輸出額見通しについてはプラス0.8%増、2016年をプラス1.8%、2017年をプラス1.3%増とした。中国やアセアン経済の景気減速によって伸び悩むそうだ。
タイ地元紙によると、世界銀行関係者がタイ経済はアセアン圏内で最も成長率が低い国とし、その理由に輸出に頼った国であることから、中国経済からの影響をモロに受けていることなどの問題点を挙げている。