タイ地元紙によると、タイ国政府観光庁(TAT)ロンドン事務所タネート所長は、世界経済問題や人気ナイトクラブ「サンティカ」の大規模火災の影響で、英国人観光客数が今年第1四半期で前年比60-70%減、同第2四半期で40-50%減となるものの、同第3四半期には正常に戻るとの予測を明らかにした。
同所長は、09年の英国人観光客数は74万5000人に達しない。07年の欧州からの観光客数は368万9000人で、観光収入は2070億バーツ。また08年1-7月期の英国人観光客は475万バーツと述べた。
英国人観光客はタイにおける観光収入の主要顧客である。それは英国人観光客の一人当たりの支出が一日当たり3800バーツと高額で平均滞在日数が16.7日と長期滞在するためだという。