長距離バス運営のトランスポート社は、長距離バス市場が急速に縮小しており、危機感を抱いているようだ。
タイ地元紙によると、同社アヌソーン会長は格安航空の低価格攻勢によって、利用客が奪われている状況だと語っている。
格安航空の新規参入や増便によって航空券の価格が下落しており、長距離バスと価格が変わらない状況となっていることが原因だそう。
今後高速鉄道の建設も計画されており、もし運行開始となれば更に売上が急減する恐れがあるとし、バスのサイズを小型化するなど長期戦略計画を見直していく必要があるとしている。