タイ中央銀行(BOT)は、今年のGDP成長率見通しをプラス3.8%からプラス3.0%に引き下げた。 引き下げの理由として、輸出が予想以上に停滞していること、特に中国、ASEAN地域への輸出が悪化していることを挙げている。タイの経済は輸出がメインの構造となっており、これが響いた形だ。 今年の輸出額についてもプラス0.8%増からマイナス1.5%に引き下げる一方で、来年のGDP成長率見通しをプラス3.9%からプラス4.1%に引き上げた。