国家の治安を脅かしかねないとしてタイで販売禁止になったシミュレーションゲーム「トロピコ5」だが、これを知った同ゲーム制作会社は拡張パックで皮肉たっぷりのミッションを制作したようだ。
タイ地元紙によると、タイをターゲットにしたミッションは、「タイが我々の事を治安を脅かすという理由で、我々のトロピコをボイコットしました。今度は我々が報復する番です。大統領!」というくだりから始まり、観光立国としてのタイの観光客を奪うということを目的としたミッション。皮肉たっぷりのミッションになっているそうだ。
このトロピコ5は、ある島の大統領となり国家運営を行っていくシミュレーションゲーム。自分の国を持って国の名前や王様の名前を決めることができるため、タイ王室を侮辱する行為に抵触する恐れがあり、国家の安全を脅かしかねないとしてタイ国内で販売が禁止された。