国家改革委員会の一派が、タイ国内にカジノを建設するよう政府に求める動きを見せている。
タイ地元紙によると、この一派はタイ国内にカジノがないため、カジノが合法な近隣国らが挙ってタイ国境沿いにカジノを建設し、賭け事が好きなタイ人を呼び集めているとし、この国外への資金流出に歯止めをかけるため、カジノを合法化するよう求めている。
またバンコクは外国人観光客に人気の観光地となっていることから、カジノを合法化することで新たな経済効果が期待できるとし、現時点でパタヤを建設地とすべきと訴えている。
タイでは、これまでに何度かカジノを合法化する動きがみられたが、そのたび仏教国として賭け事の合法化を問題視する声が上がり、合法化前に頓挫している。