カシコーン・リサーチ・センター(KRC)は、今月14日に今年初となるタイ中央銀行金融政策決定委員会(MPC)にて政策金利(翌日物レポ金利)を現在から0.5%以上引き下げる可能性が高いとの予測を明らかにした。現在経済停滞の深刻化が以前よりはっきりと見えるようになりインフレリスクが減退したため、MPCは政策金利の引き下げをする最適な時期だという。
同リサーチセンターは、08年第4四半期から09年上半期にかけてタイ経済が後退局面に直面し、同時に消費者物価指数(CPI)上昇率が大幅に低下、月によってはマイナスとなると予測している。