ネーウィン派であるブンチョン内務副大臣は、反独裁民主戦線(UDD)幹部ナッタウット氏とチャトゥポーン氏がタイ東北部ブリーラム県でプアタイ党下院議員補欠選挙の応援演説に行ったところ、演説に来ていた赤服集団約200人がナッタウット氏に出て行けと叫んだ上、腐った卵やボトルや石を投げつけられたことに関して、赤服集団は個人的行動に基づいて行ったものであり、同県の政治家に命じられ行ったわけではないと述べた。
現在調査中だとした上で、もし何者かによる命令で行ったものならば、法の下で罰するとしている。
同県は元国民の力党で現与党のネーウィン派支持が多い地域でもあることから、プアタイ党はネーウィン派が画策したものと疑いをかけており、今回の発言はその疑いを払拭するのが狙いだったと見られる。