国家警察本部でイスラエルの民間企業関係者による盗聴などに関する説明会が開かれていた最中に、突然軍が突入しイスラエル人らを強制連行したそうだ。 タイ地元紙によると、連行されたのはイスラエル系民間企業の社員9人。暫定憲法44条の権限に基づいた措置だそう。 この44条とは、国家平和秩序評議会(NCPO)が国家秩序を乱すものに対して、いかなる法律で保護されていたとしても、NCPOの承認を得た上で取り締まれるというもので、戒厳令下と同様の権限を保持し続けている。