プラユット暫定首相は土地家屋税の導入を見送るよう関係各所に指示したことがわかった。
この導入には、タクシン派プアタイ党、反タクシン派民主党の2大政党が共に反発。財務省などが免税枠の引き上げを検討するなど、調整を行っていたところだった。
以前同首相は土地家屋税が導入できない場合、付加価値税(VAT)を引き上げるかもしれないと語っていた。
タイ地元紙によると、景気回復が予想以上に遅れており、このタイミングで導入すべきではないとの理由から。
土地家屋税はこれまで何度か導入を検討する機会があったが、その度に一部から反発が起こり見送られていた。